ちっぽけな人間の人生

人の生き方って何が正しいのかわからない

まず、正しい生き方っていうのはないんじゃないかなと思ってる

 

私にも理想はあった

 

結婚して子供が産まれて

家事育児して

仕事して

笑いの絶えない家庭を描いてた

 

けど

 

できなかった

 

 

 

新しい家建てて

一人で住んでた姑と同居して

 

子供は保育所ちゃんと入れなくて

待機児童だけど週3回だけ通えた

でも3時半までしか預かってもらえなくて

私が迎えに行かなきゃ行けなくて

その為に時短して

その日時短した分のを定時まで埋めようと

土日は早朝から夜遅くまで働いて

ヘトヘトだけど長年働いてる職場だったから

それなりに楽しかった

 

家では気の合わない姑に嫌味言われて

何も言い返さず黙って耐えて

子供に対する教育方針が全く違うし

子供を叱ってれば「いじめじゃないの?」

と言われたこともあった

そんな理不尽な怒り方してなかったし

叩いたりもしてなかった

この時ばかりは頭に来たから言い返した

 

二人目が欲しくて妊活した

毎日検温して

タイミング見計ったりしてたけど

毎回生理が来た

自分は病気もしてるし

もしかすると自分が悪いのかと追い込まれた

旦那も食には気をつけてほしいのと

タバコも辞めてと言った

けど

タバコは辞めてはもらえなかったし

食になんて気をつけてもらえなかった

半年努力してみたけど私の精神が限界だった

結局私だけ努力した感じだった

 

それと同時に仕事を変えなくてはならない状況になり

限界だった精神は崩壊した

毎日涙は出るし

毎日ご飯も食べれなくなった

 

痩せ始める身体

産後太りが一気に消え去った

 

誰かに話を聞いて欲しかった

ただ誰かと話したかった

でもそれは幼馴染とか職場の人や友人ではなく

話したいのは他の誰かだった

 

もうどうやって人生進んでいったらいいのかわからなかった

毎日死にたいと思ってた

わりと私は何も思い残すことのないと思ってる

 

でも死ねない

 

だから死ねない変わりに自分の身を捨てた

 

もー私の人生どーなってもいいと思ってた

 

あるアプリを始めた

そこには私の話を聞いてくれる人が沢山いた

助言してくれる人もいた

私の何も知らない人とただ会話を楽しむのがすごく気晴らしになった

そして他の人の人生の話を聞くのも楽しかった

仕事に対する話とかはすごく参考になった

 

勇気をもらって転職した

せっかく昇格したのに

旦那は年だから私が職を変えるしかなかった

正直転職なんてしたくなかった

私は一生そこで働くつもりだった

でも仕方なかった

 

自分で決めた道が正しいかなんてわからないから

とりあえず進むしかなかった

進んでみたけどひどくなる一方

体調が悪く病院通い

 

ただ仕事が楽になり時間ができた

でも家には帰りたくなかった

帰らない為に時間潰しばかりしてた

子供がいるから帰らなきゃ行けない

それが普通なんだけど

姑と子供が待つ家にはどーしても帰れなくなってた

 

ある日仕事終わりに無意識に家ではない方向へと車を走らせていた

 

そんな日々がずーっと続いていた