涙が出てしまった記事

ネットを見ていたら気になった記事があった

なんだか凄く考えさせられました

 

いつでも読めるようにしておきたくなり

自分の為にここに残します

 

 

 

 

 

好きな人と一緒に暮らすことは自分を輝かせること 

永田和宏京大名誉教授が語る「結婚の意味」

 

 

伴侶となるべき存在


 先に私は、相手の対応によって、自分が全開できることもあれば、逆に見る影もなく萎んでしまうこともあることを書いた。できれば、自分の可能性を開いてくれる存在と向かい合いたいものである。そんな自分をもっとも素晴らしい存在と思わせてくれる存在こそが、愛する相手であってほしい。

 一緒にいたいと思う心情は、単に相手が美しいとか、頼りになる逞しさをもっているからといったものではないだろう。愛情の第一歩は、一緒にいるのが楽しい、一緒にいることそのものが大切な時間として意識できる、そんな単純な感情であろう。それはそのままでいいのだが、もう一つ、一緒にいることによって、自分のいい面がどんどん出てくると感じられる相手こそが、ほんとうの意味での伴侶となるべき存在なのだと、私は思っている。
 一緒にいると、どうしてもその人間の欠点ばかりが見えてくるという人は確かにいるものだ。あるいは相手の欠点ではなく、一緒にいるとどうにも自分の嫌な部分・側面が見えてしまう、そんな相手もあるものだ。そんな存在とは、一緒にならないほうがいい。一緒にいると相手のいい面に気づく、そのいい面に気づく自分がうれしく感じられる。その人と話していると、どんどん自分が開いていく気がする。お互いにそんな存在として相手を感じられるような関係こそが、たぶん伴侶と呼ぶにふさわしい存在なのに違いない。

 

どんな大学に入学しても、どんな賞を獲得しても、どんな大会に優勝しても、どんな素晴らしい成功を収めても、心から喜んでくれる人がいなければなんの意味も持たないのとちょうど逆に、ほんのちょっとした自分の行為を心から褒めてくれる存在があるとき、自分がそれまでの自分とは違った輝きに包まれているのを感じることができる。
 私はこの文章を、若い人たちを念頭において書いてきているが、ぜひそんな一人に出会うことによって、それ以前には自覚できていなかった「輝いている自分」に出会ってほしいと願っている。心から愛することのできる人を得ることは、すなわち自分のもっともいい部分を発見することなのである。

 愛する人を失ったとき、失恋でも、死による別れでも、それが痛切な痛みとして堪えるのは、愛の対象を失ったからだけではなく、その相手の前で輝いていた自分を失ったからなのでもある。私は2010年に、40年連れ添った妻を失った。彼女の前で自分がどんなに自然に無邪気に輝いていたかを、今ごろになって痛切に感じている。

 

 

これを読んで

なぜか涙が出た

 

私は今、全く輝けてない

毎日毎日

自分の欠点ばかり見える

それに周りの欠点も見える

 

結婚なんて焦ってするものではなかった

 

ハタチの頃、私は何も魅力がなかったし

誰にも好きだなんて言われたこともなかったし

だから将来一人なんだと思ってた

 

そのうち彼ができても、こんなわがままな私についてきてくれるのはこの人しかいないんだとも思ってた

それは周りや家族から言われていたから

なんかこの人違うなぁと思っても

家族から言われてそー思い込んでたのもあるのかもしれない

 

長々と付き合い

いつまでも結婚にもならない

さすがに見切りをつけようと思った時

結婚の申し出があった

 

人生ってこんなもんなんだろうと思ってた

私が贅沢言ってはダメなんだと

だから断らなかった

 

同時期に会社の先輩が結婚しそうだった

なんだかんだでプライベートで私と競う様な先輩だったから好きではなかった

プライベートなんて人それぞれなのに…

でも何故かその先輩の後に結婚も嫌だった

私が絶対に先にするって気持ちだった

 

それに30歳前には結婚とも思ってた

 

やっぱりここまで思い出しても

焦って結婚したのがわかる

 

今考えればなんで結婚したんだろ

って思ってしまう

 

本当はちゃんと自分の心に感じなければいけなかった

尊敬できる人

一緒にいて楽しい人

一緒にいる事が大切な時間だと思える人

一緒にいて自分が輝いていると思える人

お互い必要とされる存在

本当に心から好きな人

 

人生やり直せるなら

やり直したい

 

残りの人生少ないなら

自分が輝けるところにいたいです

 

ただ、私のこの考えはきっと家族には受け入れてもらえないだろう

お母さんは私を否定するはずだ

私の心は誰もわからない

 

わかってくれるのは…

きっと一人だけ

でもその人だけでいいから

私をわかってくれればいいとも思ってる

 

その人の前だと私は輝くから

 

その人との時間は私にとって

人生で大切な時間である

 

 

 

自由になりたい